2023年1年の予測を、九星気学で占ってみました。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
2023年は「風通しが良い」
2022年は、九星気学で見ると「四緑木星」が真ん中（中宮）に回座します。
字面だけ見ると「木」を想像するかもしれません。
実際、四緑木星を本命星に持つ人は、虫や動物たちが集まってくる憩いの場＝「樹木」のような人とたとえられることが多いです。
一方で、四緑木星は、しばしば「風」にたとえられる星でもあります。
木々の間をそよそよと吹き抜けていく、春先～初夏の風をイメージしていただけると良いでしょう。
12星座に重ねると、ふたご座・てんびん座・みずがめ座の「風の星座グループ」の人々に近い性質を持っていると言えます。
このような性質を持つ星が「帝王」として真ん中に位置しますので、2023年は非常に風通しの良い一年となりそう。
ストイックに１人で頑張る！というタイプよりも、周りとの調和を大切にして物事を進めていく人が引きたてられ、中心になりやすい年。
ですから、自然と組織の中の人間関係も風通しが良くなることが予想されます。
某芸能事務所の代表者が交代するニュースなども、この流れを非常によく象徴する出来事であったと思います。
政治の世界でもこういった動きが出てくるかもしれません。
「成長と自立」の年
2022年は、強烈な運気を持つ「五黄土星」が中宮にあったこともあり、あちらこちらで「破壊と再生の年」なんて言われていましたね。
振り返ってみれば、世界各地で異常気象による被害が頻発し、自然の脅威をまざまざと思い知らされた一年でもありました。
また、政治的な面でも、世の中を揺るがすような事件もありましたね。
では2023年はどんな一年になるかというと、大きなテーマは「成長と自立」。
樹木が空に向かって枝を伸ばしていくように、物事が進展しやすい運気となるでしょう。
「成長に伴う旅立ち」という象意もありますので、より良い方向に進んでいくために組織が分かれたり、人の異動が多かったり…ということもあるかもしれません。
コロナ禍だったこともあって、ここ何年も人の異動を控えめにしてきた企業でも、2023年は大規模な人事異動を再開するでしょう。
人が動くことによって新しいご縁をが生まれ、そこからまた新しい物語が始まっていく･･･そんな非常にポジティブな空気感を感じさせる年になりそうです。
干支は「癸卯（みずのとう）」
九星気学に加えて、干支を見てみると、2023年は癸卯の年。
癸とは、穏やかな水の流れを表しています。
海のようにたくさんの水が集まっているのではなく、例えば雨水が溜まって小さな清流が生まれるようなイメージ。
大きな川や海に比べたら力は弱いですが、それでもコツコツと確実に土を運び、地形を変えるだけの力を秘めています。
また、「癸」は十干の最後ですから、一つのサイクルの「終わり」も意味するもの。
2023年は、派手ではないものの物事が確実に一つの「ゴール」を目指して進んでいくでしょう。
これは、四緑木星の「4」という数字に秘められたエネルギーにも通じるところです。
雨水が集まって川になり、やがれ海へと続いていくように、2023年は地味で小さなことの積み重ねが大切。
コツコツ努力している人のところにはやがて春が巡ってきて、ウサギが良縁を運んできてくれる･･･そんな明るいイメージの１年となるでしょう。
こんなのが流行りそう！ラッキーフードとブーム予測
四緑木星の象意として「旅」があります。
コロナ明けの様々な規制緩和の効果もあり、2023年はちょッとした「旅行」ブームになりそう。
西洋占星術的な解釈で言えば、冥王星の動きに伴っていよいよ「風の時代」が加速していくわけですが、まさに連動して「風のように自由」なライフスタイルや生き方に魅力を感じる方が多くなるでしょう。
これまでのように「所有すること」＝富ではなく、むしろ持たざる「富」、不要な物を所有しないからこそ心はいつでも豊かに富んでいるという生き方を求める動きが加速していきそうです。
旅ブームに伴って、例えばキャラメルやカロリーメイトなど、手軽に携行できてサクッと食べられるようなものがじわりとに人気になりそう。
すでにスマホケースなども、ポシェットのように首からぶら下げられるデザインが流行っていますが、そんな感じで「身軽さ」「動きやすさ」はファッションのトレンドを読む重要なキーワードになりそうですよ。
ハイブランドの動きにくい服よりも、プチプラで動きやすさ重視！どこまでも風のように駆け抜けていけるようなファッションが好まれるでしょう。
そのような意味では、スニーカーも需要が高まりそうです。
カラーとしては、「風」を思わせる淡いブルーや、四緑木星の「緑」がラッキーカラーとなるでしょう。
【まとめ】2023年は「風」のように軽やかに、しなやかに！
2022年は、停滞していたことを根本からブチ壊して作り直すような年だったと思います。
そこは、「えいやっ」と立ち上がるエネルギーも必要だったでしょうから、かなりハードモードだった方も多かったでしょう。
2023年に関しては、どちらかといえばもっと受動的。
「風の流れを読む」⇒「良い風が吹いてきたら動く」⇒「風に乗ってどこまでも行く」
つまり、動くべき時を「見極めること」が非常に大事になってきます。
そのためには、直感を磨くことはもちろんですが、人の話に耳を貸す柔軟性や素直さも必要でしょう。
どのタイミングに動くべきなのか？いつ、どんな「風」が吹いてくるのか？
それは本命星によっても異なりますので、ぜひ、ご自身の九星（本命星）の運気の流れをうまく利用して良い流れをキャッチしてください！
素敵な2023年になりますように。
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