【オラクルカードリーディング講座１８】マジカルユニコーンオラクル×「グランタブロー」

カード

オラクルカードリーディング講座１８回目の今回は、ルノルマンカードの手法であるグランタブローを使ってマジカルユニコーンオラクルカードでリーディングしてみました。

2022.01.19

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代表的なオラクルカードに、「ルノルマンオラクルカード」があります。

このオラクルカードには、36枚全てを使って占う「グランタブロー」という占い方がありますが、今回はそのグランタブローを「マジカルユニコーンオラクルカード」で試してみました！

44枚全てを使うことで、何が見えてくるのでしょうか？

まずは、動画でチェックしたいという方は以下よりご覧いただけます。

この記事でわかる事

【相談】今後の仕事の展開について（Mさん　30代後半）
【まとめ】枚数が多くても答えはシンプル！深堀りしたい問題はグランタブローがオススメ

【相談】今後の仕事の展開について（Mさん　30代後半）

去年、独立して、仕事にかなりのエネルギーを傾けています。

しかしながら、思うように「数字」という結果にはつなげられずにいて、行き詰まりを感じています。

仕事自体は楽しいしやりがいもあるのですが、「結果」に一喜一憂してしまう自分がいます。

これからどうなりますでしょうか？私は今の仕事で成功できますか？

【実際のリーディング】
まず、カードの展開についてご紹介します。

①You　Are　Gifted
②Decide
③Happy Thoughts
④Try Something New
⑤Love from　Your Parents
⑥Creative
⑦Believe in Yourself
⑧JustBe Yourself
⑨Practice
⑩True
⑪Definitely Yes

⑫Thankful
⑬Family Culture
⑭Light
⑮Water
⑯Pets
⑰One　Step at a　Time
⑱Change
⑲Relax
⑳Brothers　& Sisters
㉑Hello & Goodbye
㉒Talk about Your Feelings

㉓Listen in Your True Feelings
㉔Let Go of Stress
㉕Imagine
㉖Grandparent
㉖Healer
㉘Worth Waiting For
㉙It’s OK to Be Different
㉚You’ll Knowｗ in the Morning
㉛Curiosity
㉜Teamwork
㉝Simplicity

㉞Share
㉟Laughter
㊱Love Heals Fear
㊲Finish What You’ve Started
㊳Happy Surprise
㊴Forgive
㊵very Soon
㊶Best Frieds　（★ここを十字の中心とします）
㊷Exercise
㊸Love
㊹Wish Upon a Star

ルノルマンでは、本人を象徴する「淑女」の位置を「過去」「現在」に分ける基準点として考えます。

今回は、便宜的にカードの箱に印刷されている「Best Frieds」を基準点としましょう。(㊶の位置です)

最下段の、右から4番目です。

ここを軸として考えると、左から7列は「過去」、8列目が「現在」、9～11列目は「未来」という捉え方ができます。

このことからもMさんの問題には「未来」よりも「過去」「これまでのこと」がメインのテーマになっていることが見て取れます。

独立されてからずっと、睡眠時間をかなり削って事業に全精力を注いできたというMさんですから、今の状況では「これまでこんなに頑張ってきたのに」という想いが強いのでしょう。

まずは、在的なテーマを表している4つの角を見てみましょう。

・①You　Are　Gifted：あなたには素晴らしい才能が与えられているんだよ！だから自身持って！というカードからの激励のメッセージですね。自信を失いぎみなMさんに対する励ましとも受け取れますし、その一方で、その弱気こそが停滞の原因とも解釈できるかもしれません。

・⑪Definitely Yes：絶対的にYES！これもやはり、Mさんの不安を払拭する「全肯定」のメッセージカードです。一方で、Mさん自身も本当は「うまくいく」「自分なら大丈夫だ」と強く確信しているのかもしれませんよね。

・㉞Share：「分かち合って！」というメッセージ。これは、なんでも１人で抱え込みがちなMさんに対する警鐘とも受け取れます。人一倍責任感が強く頑張り屋なMさんは、どんなことも一人で抱え込みがち。しかし、起業してその事業を拡大していくためには、必ず誰かの力を借りる必要があるでしょう。そのためにも、酸いも甘いも分け合う力というのは絶対必要になってきますよね。それが、Mさんには決定的に欠けている要素とも言えるでしょう。

・㊹Wish Upon a Star：やるべきことはやってきたんだから、願いをかけて天運に任せよう！というメッセージ。いつもは人に弱音を吐かないタイプのMさんが占い鑑定を依頼してきたくらいですから、自分でやれることはやりきったのでしょう。そこまでやったのなら、もうあとは運に身を任せるだけ。そもそも「どんなことも自力でどうにかなる」と思ってしまっていることもMさんを苦しくさせているのではないでしょうか。

この４枚から受け取れることは、Mさん自身にできることはすでにやったと言っても過言ではないくらい頑張ってきたんだということ。

だからこそむしろ、「頼る」「任せる」「甘える」「共有する」という発想が必要なのかもしれません。

さらに、最初の３枚に注目してみると、

・①You　Are　Gifted　
意外と忘れられがちですが、「努力できること」も十分に一つの”才能”ですよね。Mさんはご自身を「不器用なので、人よりも行動力を増やして努力するしかない」とおっしゃっていましたが、それは素晴らしい才能です。カードは、まずそのことに気づいてほしいのでしょう。

・②Decide　もしかしたらMさんは、成功する覚悟ができていないのかもしれません。成功すると、周りからの称賛だけではなく良くないエネルギーも受け取ることになりますよね。自分に対して向けられる様々なエネルギーを受け取る覚悟はあるのか？これがあるのとないのとでは成長スピードが全然違います。成功して富を手に入れている人たちにはその覚悟があります。だかだカードは「あなたには覚悟はあるの？」「成功する人生を歩む決心はついているの？」と問うているのかもしれません。

・③Happy Thoughts　Mさんは、石橋を入念に叩いて渡るタイプ。どちらかといえばネガティブ思考で、「心配事をつぶしてから前に進んでいく」というタイプの方です。だから難を除けられるというメリットがある一方で、「まあいいか」と物事をスルーしたり手放したりすることが下手。いつまでもこだわってしまって、結果的に気分も沈んでいくということが多いと言います。しかし、起業家としてやっていくには適度に楽観的であることも必要でしょう。そうでなければ人はついてきてくれません。リーダーとは、希望を配る人であるのが理想的です。

これらのカードから言えることは、Mさんにはもっと「根拠のない自信」が必要なのではないか？ということ。

絶対的な根拠があるわけではないけれど、上司や社長が「大丈夫だ」「うまくいく」と言うとなんだか説得力があったりしますよね。

「○○さんがそう言うなら！」とついていく人だって多いでしょう。

それがいわゆる「カリスマ性」というもの。

Mさんは責任感が強いので、「もしダメだったら申し訳ない」という想いが先に立ってしまい、自分のカンを信じきれないところがあるのでしょう。

カードはそんなMさんに対して、「もっと自分を信じていいんだよ」と繰り返し勇気づけているように見えます。

では、Mさんが少しでもポジティブに、楽観的にものごとを捉え、自信を持つにはどうしたら良いのでしょうか。

そのヒントがわかりやすく表れているのがミラーリングとして出た２枚です。

㊲Finish What You’ve Started　とにもかくにも、始めたことは終わらせろ！とカードは言っています。

やりかけたことを、なんだかんだ理由をつけて途中でやめてしまうことを繰り返しているといつまで経っても自信はつきません。

始めたことを最後までやり遂げることは、自分自身との約束を果たすこととイコールです。

これを繰り返していくことで「私は自分との約束を果たすことができる人間だ」という自信が生まれ、自己肯定感も高まっていくというわけ。