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【オラクルカードリーディング講座11】タロットカードの原理に当てはめて読んでみよう

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この記事は約6分で読めます。

とにもかくにも、カードリーディングは実際にやってみないことには何がわからないのかもわかりません。

まずはカードをシャッフルして並べてみましょう。

今回は、いざカードを並べてみた時に頭をよぎるであろうあれこれを、タロットカードリーディングとの比較でまとめてみました。

まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。

時系列はどうなっているのか?

タロットカードでは、様々なカードの並べ方(スプレッド)がありますよね。

しかし、SNSなどに投稿する場合にはあえて簡易的に「3枚引き」「タロット三択」という形でやっている方が多いです。

オラクルカードも同様に、一つのテーマについて3枚選んで、ストーリーを組み立てながらリーディングしていくという方法がよく使われています。

この場合の並べ方、時系列ですが、これも基本的には「左(過去)」「真ん中(現在)」「右(未来)」という前提で見ていきます。

「人の気持ちを知りたい」「あの人からのメッセージを受け取りたい」という場合は、下(無意識、自覚的できていない本音)、真ん中(相手が自覚している本音)、上(表に表れている気持ち、見てわかる様子)と設定してリーディングしていきましょう。

これも「絶対にこうでなければいけない」という決まりはなく、あえて展開せずにカードの束から一枚一枚引いて見ていくというやり方を採用している方もいます。

大事なのは、「どのように展開するか」「置く場所にどんな意味があるのか」ということをご自身のカードと共有しておくことです。

しっかりとカードとコミュニケーションがとれていないと、わかりにくい形でカードを出してくるかもしれません。

四大元素の考え方はタロットと同じ!

基本的に、オラクルカードの意味はタロットカードよりもわかりやすいものが多いです。

タロットのように「この抽象的な絵柄から何を受け取ったら良いのかな?」と頭を悩ませることはほとんどないでしょう。

もちろん、中にはスターシードオラクルカードのように、アートの要素が強く意味を理解しにくいカードもあります。

しかし、基本的にはそこに書いてあるメッセージをストレートに連想させる絵柄が描かれていますので、タロットカード未経験の方でもなじみやすいのではないでしょうか。

一方、タロットカードを経験している方は、タロットの世界で習得した知識や感覚をわりとストレートに生かすことができますので「やりやすい」「読みやすい」と感じるはずです。

その一つに、「四大元素」の考え方があります。

★火(WANDSのスート)

情熱の象徴。内側から燃え上がる情熱、やる気、モチベーションなどを表しています。

なにもないところから突然火種が生まれるのですから、とても力強く、ポジティブなスートですよね。

しかし一方で、火の勢いが強すぎると全てが燃え尽くされてしまうこともあります。

やる気だけあっても物事は進みませんし、むしろそのやる気が空回りして逆効果になることもあるでしょう。

オラクルカードでも「火」をテーマとするカードが出た場合は、「ちよっとクールダウンしたほうが良いかもね」というメッセージ。

最近イライラしていないか?余裕をなくしていないか?独りよがりになっていないだろうか?・・・と自分を顧みることが大事です。

★水(CUPのスート)

愛情、感情、心の象徴。

タロットカードでカップのカードが多く出る時は、その悩みのベースにあるのが愛情関係であることが多いです。

オラクルカードの場合も同じように、水(海、湖、カップ、しずく)をテーマとしたカードが出た場合は「出会いの兆し」と読むこともできますが、水のカードが連続して出る場合は「感情的になりがち」「流れている」と解釈できるケースも。

タロットと同様、他のカードとの文脈の中で読んでいくことになります。

★風(SWORDのスート)

言葉、情報、知識、アイデアなどを象徴しています。

タロットの場合は、物事が感情を挟まずにスピーディーに展開していく時や、精神的にダメージを受けている時によく出るスート。

オラクルカードの場合は、剣というよりも「草花」「鳥」「雲」などのモチーフで表現されることが多いですね。

頭でっかちになっていたり、メンタルが不安定だったり、あるいは地に足がついていない時によく出ます。(タロットもオラクルカードも共に)

あまりに風のスートが多いと感じる場合は、ちょっとたぢどまって我が身を振り返ってみる時間を持ちましょう。

自分で自覚している以上に、あなたは疲れているのかもしれません。

★地(PENTACLESのスート)

地に足がついた状態、堅実性、冷静さ、グラウンディングを象徴しています。

足元がしっかりと安定していて、簡単にはグラつかない「安定感」を表すスート。

タロットカードでは、「情熱が生まれ(火)、人との交流によって愛を知り(水)、その愛を守るための方法(風)を身に着けて、最終的に努力が形になる(地)という「四大元素の最終ステージ」とも言える元素です。

オラクルカードで地をテーマにしたカードがよく出る時は、ちよっと保守的になっていて新しいアクションを起こしにくくなっているのかもしれませんね。

「リスクを避けることも大事だけど、もうちょっと大胆に動いていいんじゃない?」というカードからの助言である可能性が高いでしょう。

「象徴」から読み取れるメッセージ

四大元素の他にも、タロットやオラクルカードには共通して出てくる「象徴」があります。

たとえば、妊娠している女性が描かれていたら、それは「新しい始まり」「秘められた可能性」の象徴。

お腹の中で育っていく赤ちゃんのように、あなたの身近なところでもじわじわと育ちつつある”何か”があることを表しています。

また、よく出てくる「祈り」のテーマは、いわゆる「アファメーション」。

ポジティブな未来を信じる気持ち、そしてその未来を実現できる自分を信じる強い気持ちが必要な時だ、というメッセージですね。

「結婚」は契約、「春」ははじまりで「冬」は待つ時間、「夏」は成長、「秋」は実りと収穫・・・等々。

カードに描かれている絵柄をそのままストレートに解釈するのではなく「これはナニを象徴しているんだろう?」と、一つ下の階層に降りてカードの意味を考えることを意識してみましょう。

これは、タロットでもオラクルカードでも共通して言えることです。

オラクルカードは、一見単純そうに見えて実はかなり深い根っこの部分をズバリと言い当てることがあるというのも人気の秘密。

タロットの世界ではあまり良くない象徴とされているものでも、オラクルカードの世界だとわりとポジティブな意味だったりもするので(たとえば「塔」のカード)やはり一度は解説書も目を通してみることをおススメします。

【まとめ】タロットの知識がかなり活きる!勉強してみて損はナシ

実際にオラクルカードを展開していく中で、タロットカードとほとんど同じ要素もあれば全く違うところもありますよね。

オラクルカードのリーディングにおいて、タロットカードの知識や経験はどれだけ生かせるのか?あるいはどれだけ邪魔なのか。

今回はタロットカードとの比較を元に、リーディングでつまづきがちなポイントにフォーカスしてみました。

・時系列は左から順に過去→現在→未来
・タロットのベースにある「四大元素」の考え方はオラクルカードでも使える
・どちらも、「象徴」の解釈をどこまで深く掘り下げて分析できるかでリーディングの質に差が出る

今回は内容に抽象的なところもあり、わかりにくかったかもしれません。

とにかく、一つ言えるのはタロットカードの経験や知識があるとオラクルカードのリーディングもスムーズだということです。

「直感力に自信がない」「感覚よりも理論派だ」という方は、オラクルカードと一緒にタロットカードも勉強してみるとカードの解釈がスッと頭に定着しやすくなるでしょう(*´∀`*)

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