ヴェーダ数秘ルノルマンカード講座5回目の今回は、実践リーディング①ワンオラクルについてのお話をしていきます。
「今日はなんだか気持ちがモヤモヤする」「なんとなく流れに乗れていない気がする」
そう感じる日は誰にでもあるでしょう。
そんなとき、カードから一言アドバイスをもらえたら…。
今回ご紹介するのは、ヴェーダ数秘ルノルマンカードを使った「ワンオラクル」というシンプルなカードリーディングの方法です。
たった1枚引くだけなのに、驚くほど深く心に響くメッセージが届くこともありますよ。
カードに慣れていない方でも気軽に取り入れられるワンオラクル。
日々のちょっとした迷いを整理したり、心を整えたりするための小さな習慣としてもおすすめです。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
ワンオラクルとは?
「ワンオラクル」とは、カードを1枚だけ引いて、その日のヒントやメッセージを読み解く方法です。
ヴェーダ数秘ルノルマンカードでは、象徴カード(紳士または淑女)を使って、より具体的に自分とカードとの関係を読み取るスタイルをとります。
本来、ルノルマンカードは複数枚を組み合わせてストーリーのように読むスタイルが多いのですが、ワンオラクルでも十分に意味のあるメッセージを受け取ることが可能なのでおススメです。
コツは、カードから感じたことを素直にイメージすること。
正解・不正解ではなく、自分なりの「直感」を大切にすることがポイントです。
実際の手順
ワンオラクルの方法はとてもシンプルです。
①ステップ1:象徴カードを取り出す
まず、自分自身を象徴するカードを選びます。
女性なら「淑女」、男性なら「紳士」のカードを取り出しておきましょう。
この象徴カードは、「あなた自身の立ち位置」や「今日の関心が向いている方向」を示すものとして使います。
慣れてくれば、相談者の性別に関わらず、象徴カードを自由に使い分けてもOKです。
②ステップ2:残りのカードをシャッフルする
象徴カードを取り出したら、残りのカードをゆっくり丁寧にシャッフルします。
その日の気分や、問いかけたいことを心の中で思いながら混ぜていくと、自然と集中力も高まってきます。
「今日はどんな1日になりそう?」
「今の私に必要なことは?」
こんな風に、カードに語りかけるような感覚で問いを投げかけるのがおすすめですよ。
③ステップ3:1枚引いて象徴カードの隣に置く
シャッフルを終えたら、直感で1枚を選びます。
それを象徴カードの右隣に置いてください。
この「1枚+象徴カード」のセットが、あなたに今日必要なヒントを教えてくれるのです。
ワンオラクルの読み解き方
たとえば、象徴カード(淑女)の隣に「雲」のカードが出たとします。
すると、「今日はちょっと先行きが見えにくい日かも」とか「雲行きが怪しいかも」「何か曖昧なことが出てくるかも」などとイメージできるでしょう。
あるいは「蛇」が出たら、「気づかないところに嫉妬や策略が潜んでいるかも?」といった読み方もできます。
ここで大切なのは、「意味を覚えること」ではなく、「そこから感じた物語を紡ぐこと」です。
まるで自分が主人公の短編小説を作るような気持ちで、自由に読み解いてみましょう。
繰り返しますが、カードのリーディングに正解・不正解はありません。日によって解釈も違ってくると思います。
象徴カードの向きもヒントになる
ヴェーダ数秘ルノルマンカードでは、象徴カードが「どちらを向いているか」も重要なヒントになります。
たとえば、紳士と淑女の象徴カードが向き合っていたら「相思相愛」と読みますし、背を向けていれば「お互いに意識が別の方向を向いている」と考えることもできます。
象徴カードがまっすぐ正面を向いている場合は、「物事に対してまっすぐ向き合っている」「自分に正直になっている」というサインです。
リーディングに少し慣れてきたら、この「向き」も意識すると、読み解きがより立体的になるでしょう。
カードの意味は「ヒント」であって「決定」ではない
たとえば、ネズミのカードが出たとしましょう。
ネズミは、「見えない場所でこっそりと何かが進行している」「小さなストレスがたまりやすい」などの意味を持ちます。
だからといって、「悪い日になる」と決めつける必要はありません。
むしろ、「今日はちょっと周囲に注意して過ごそう」「細かいことに目を向けてみよう」と、心の準備ができるきっかけになります。
予防線を張ることで、トラブルが起きなかったり、落ち着いて対処できるかもしれません。
ネガティブに見えるカードも、読み方次第で自分を守る味方になるのです。
ワンオラクルを続けると見えてくるもの
ワンオラクルを日々の習慣として取り入れていくと、自然と自分自身への理解が深まっていきます。
「今日はちょっとイライラしてたな」
「最近、人との距離感に敏感になってるかも」
不思議と、そんな心の微妙な動きにも、気づきやすくなっていくのです。
何より、カードと向き合うことで、ほんの少しでも「自分のための時間」が生まれることが大きな意味を持ちます。
毎日じゃなくてもOK。
気が向いたとき、ちょっと気持ちを整理したいときに、そっとカードを手に取ってみてくださいね。
まとめ
魂術ヴェーダ数秘ルノルマンカードのワンオラクルは、あなたの心に寄り添う「パートナー」のような存在にもなり得るでしょう。
1枚のカードが、驚くほど深い気づきを与えてくれることもあります。
答えを探すのではなく、問いに寄り添う。
そんなスタイルでカードとつき合っていくことで、あなたの感性は少しずつ磨かれていくでしょう。
今日という1日を、より心地よく過ごせるように。
カードからのささやかなメッセージに耳を傾けてみてくださいね。
最後にご案内
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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