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【地に足がついたスピリチュアル講座2】スピリチュアルの本当の意味とは?

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この記事は約6分で読めます。

「スピリチュアル」ってよくわからないし、なんか怪しい?

そんな先入観を持たれがちですが、実際はちっとも怪しくないし、日本人はみんなスピリチュアルが大好きです。

今回は、「スピリチュアル」という言葉の本当の意味にクローズアップ!

メンタルヘルスの観点からもオススメの、気軽にできるスピリチュアルワークも合わせてご紹介します。

まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。

「スピリチュアル」は全然、怪しくない!

スピリチュアルというと、「占い」「宗教」「自己啓発」といった言葉が頭に浮かぶ方も多いでしょう。

「精霊さんが~」とか「天使さんが・・・」とか、なんだかよくわからない話をする人たちでしょ?というイメージも持たれがち。

そして次に出てくるのは「怪しい」「胡散臭い」という言葉です。

「スピリチュアルにのめり込む人はIQが低い」なんて説もあったりするので、スピリチュアルに対してあまり良いイメージをお持ちではない方も多いかもしれません。

しかし、それは全て誤解です。

本来の「Spiritual」とはキリスト教用語で、「精神的なもの」「神聖なもの」「超自然的なもの」を意味しています。

つまり、手で触れたり目で見たりして確かめることはできないものの、「確かにあるだろう」と感じられるようなもの。

例えば、人と人の心のつながりやご縁は、目で見て確認することはできませんが、確かに「ある」ものですよね。

亡くなったご先祖様がどこかで見守ってくれているように感じたり、神社を神聖なものだと感じること、そこで手を合わせるのも「スピリチュアル」。

自称スピリチュアル・アレルギーの方だって、人生で一度は初詣に行ったことがあるのではないでしょうか?子供の頃はきっと神社で七五三の祈祷を受けているはずですよ。

このように「目には見えないものを感じ、敬う」行為や心の動きをひっくるめて「スピリチュアル」と呼んでいるのです。

どうでしょうか?こうして考えてみると、スピリチュアルはなにも特別なものでもなく怪しいものでもなく、私たちの日常に深く結びついているものなんだとお分かりいただけるでしょう。

特に日本には「八百万の神(やおよろずのかみ)」という考え方があり、身の回りのあらゆるところに神様が宿っていると信じられてきました。

日本人はスピリチュアルと共に生まれ、共に生きる民族なのです。

日常でできるスピリチュアルワーク①自然と親しむ

スピリチュアルなワークというと、タロットを引いたり、祈りを捧げたりといったことを思い浮かべる方も多いかもしれません。

しかし、そんな特別なことをしなくても見えない世界とつながる方法はいくらでもあります。

例えば、散歩。

公園や神社の木々、道端の雑草、花、土、川。自然界のあらゆるところに”神様”は宿っています。

「神様」という表現に違和感を覚える方もいらっしゃるかと思いますが、それなら「命を感じる」と考えてみてはどうでしょうか。

自分以外の命の息吹に意識を向けることは、目に見えない世界を感じることとイコールですよね。

木の葉のざわめきや雲の動き、土のニオイに、なにかいつもとは違ったものを感じられるかもしれません。

「あ、雨のニオイだ。もうすぐ雨が降るな」

こんな小さな気づきさえ、感じる力が落ちている時はキャッチできないものです。

自然の声を感じる力は、生物として本来持っている本能を呼び覚ますことでもあります。

言ってみれば、スピリチュアルワークとは、生きものとしての本能を目覚めさせるプロセスなのかもしれません。

日常でできるスピリチュアルワーク②本を読む

「死んでしまったら、どこに行くんだろう?」

「私と彼が今世で巡り合った意味とは?」

「私がこの世に生かされている理由は?」

・・・こんなことについて考えてみるのもまた、一種のスピリチュアルワークです。

正直、テーマが壮大過ぎて答えが出ない問いですよね?

しかし、こういったやや哲学的なテーマについて日常的に考える習慣がある方は幸福を感じやすいといった説もあり、メンタルを安定させるにも効果的です。

この手の深遠なテーマについて考えるのが苦手だ・・・という方は、普段はあまり読まないジャンルの本を読んでみるのもオススメのスピリチュアルワーク!

例えば生物学、心理学、脳科学、哲学、医学。

「私たちも所詮は生物の一種に過ぎないんだ」という気づきを与えてくれる本は、物事を俯瞰で見るヒントを与えてくれます。

占いや自己啓発、宗教系など、ゴリゴリのスピリチュアル本でなほうがむしろ良い!というのがポイントですよ。

◆日常でできるスピリチュアルワーク③自分の内側と向き合う

「目に見えない世界」というと、雲の上の世界や地の下の世界、宇宙の果て、時空を超えた世界などをイメージしがち。

ですが、私たちの身近にあり、最もアクセスしやすいのは「自分自身の内側にある世界」ではないでしょうか。

ブッダが繰り返し言っていたように、私たちは自らの”心”で世界を見ています。

ですから、自分を取り囲む世界を変えたいと思うのならば、まずは自分の内なる世界と向き合い、修正していくことが近道になるんですね。

自分の内側とつながる方法は色々あります。

①日記・・・心の中にあるものをノートに書き出すことを習慣化することで、自分の内側を客観視できるようになります。

②瞑想・・・呼吸や歩行など身体の感覚に意識を集中させることで、余計な雑念に支配されにくくなります。「マインドフルネス」ともいいます。

③運動・・・マインドフルネスの一種で、筋トレなど身体の動きに集中することで自分の身体の状態、内側に生じる変化に気づきやすくなります。

個人的なオススメは、緑豊かなところで運動すること。

自然の中に身を置くことで細胞が喜んでいる感覚をリアルに実感でき、「自然の中に生かされている自分」をちょっと高い目線から俯瞰することができるようになります。

川の堤防を走ってみるとか、公園や神社をウォーキングしてみるとか。小さなことからでも、実際に始めてみると自分の中の”目覚め”を感じることができるでしょう。

【まとめ】意外!?スピリチュアルワークはストレスに強くなるトレーニングにもなる

誤解されがちな「スピリチュアル」の本来の意味や、日常生活に気軽に取り入れられるスピリチュアルワークについてご紹介しました。

ポイントを整理します。

・「スピリチュアル」な世界は私たちのごく身近にある

・初詣も七五三もスピリチュアルワークの一種

・「自分と向き合うこと」が究極のスピリチュアルワーク

スピリチュアルな世界やものに思いを馳せることは、現実世界のしがらみから自らを解放することにもつながります。

それが行き過ぎると「逃避」になってしまいますが・・・、どんなこともちょっと距離をとったほうがうまくいったりしますよね。

「怪しい」と思われがちなスピリチュアルワークは、使い方次第ではストレスに強くなるためのトレーニング法としても有効なのです(*´∀`*)

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