文字が記されているルーンは全部で24種類あります。
今回は「ぺオース」に注目！
針金を曲げたような不思議な形状のルーンです。
そこにはどのような意味が秘められているのでしょうか？
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
ぺオースは「運」「チャンス」を表すルーン
実は「ぺオース」は、その起源がハッキリしていないルーン。
研究者の間でも見解が分かれる、神秘性の強いルーンです。
一つ、有力な説としては、「ダイスカップ」があります。
ダイスカップとは、サイコロを入れて振る壺のこと。
つまり、ギャンブルに使われるツールですね。
そこから、「運」「偶然」「チャンス」を表すルーンとされています。
このルーンが出た時には、棚からぼた餅のような幸運に恵まれることがあります。
すなわち、自分で努力をしなくてもラッキーな出来事に恵まれやすいということ。
これは、「ウィン」や「ヤラ」との大きな違いですね。
一口に「幸運な出来事」と言ってもいろんなパターンがあるのです。
タロットカードで言うと「カップ9」
タロットカードで「棚からぼた餅」といえば、「カップの9」。
ある解釈では、「ウィッシュカード」とも呼ばれるカードで、このカードが出ると願いが叶うとされています。
カップ8で男性が置いていったカップを、後からやってきたこの男性が見つけて自分のものにしてしまう･･･そんなストーリーもあります。
なにかを必死に努力した末に手に入る幸運ではなく、まさに「運」だけでつかんだラッキー。
カップ9も「ぺオース」も、出たら純粋に喜んで良い結果です。
ただ、逆位置で出た場合にはそのチャンスを生かせないという意味になります。
「幸運の女神は前髪しかない」と言われるように、チャンスというものは迷っていると通り過ぎて行ってしまいます。
ぺオースが正位置で出たならば、まさに今が「動く時」と言われているのでしょう。
正位置・逆位置の意味の違いは？
ルーン占いにも、タロットカードと同じように「正位置」と「逆位置」があり、解釈には微妙な違いがあります。
ここでは、ぺオースが正位置で出た場合の意味をご紹介します。
【正位置】
★キーワード
偶然、チャンス、ハプニング、隠されているもの、シンクロニシティ
★全体運
・ラッキーチャンスに恵まれる
・見落としていた幸運をうまくつかむ
・衝撃的な出会いや出来事がある
・有利な状況を手に入れる
★恋愛
・運命を感じる出会い
・偶然から恋が生まれる
・直感から始まる恋
★仕事
・突然チャンスが巡ってくる
・予想外のラッキーチャンス
・イチかバチかの賭けが成功する
★健康
・健康状態が改善する
・ケガの功名
・病気に打ち勝つ
続いて逆位置で出た場合の解説です。
【逆位置】
★キーワード
暗転、不安定、秘密、状況の悪化
★全体運
・偶然の出来事により状況が悪化する
・不安定な状態となる
・秘密がバレる
・チャンスを生かせず後悔する
★恋愛
・不安定な恋愛状況
・相手の言動がコロコロ変わる
・長続きしない恋
・遊びで終わる恋
★仕事
・予期せぬ暗転
・儲かる話には裏がある
・損をする結果となる
・反逆する人物が現れる
★健康
・健康状態が悪化する
・体調が安定しない
・健康診断でショックを受ける
正位置で出ると非常に嬉しいルーンですが、逆位置だとネガティブな意味が強いです。
なぜなら、ダイスカップの口が左を向くことになるから。
左は「過去」「ネガティブ」を表し、後ろ向きな意味になってしまいます。
逆位置で出た場合には、新しい出会いに対しては少し警戒する必要がありますし、健康面では当たり前の生活リズムを整えることが大事。
新しいスポーツや旅行などはケガのリスクがあるので控えたほうが良いかもしれません。
まとめ
ルーンの「ぺオース」はタロットカードでいうと「カップ9」のような位置づけ。
偶然の幸運に期待が持てる、ラッキーなルーンです。
懐かしい人と思いもよらない場所で再会し、それが嬉しい展開を産むこともあるでしょう。
なんらかの出来事が、停滞していた運気を動かしてくれることが多いです。
正位置で出た場合は、これから訪れる幸運のチャンスを逃さないようにしましょう。
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