【タロット逆位置リーディング講座12】⑩運命の輪が逆回転!? ~タイミングのズレがくれる運命リベンジ~についてのお話をしていきます。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
運命の輪
ランタンを掲げて孤独に歩く老人。
人生には「あと5分早ければ!」「なんで今日に限って!」という、やるせないタイミングのズレがありますよね。
運命の輪の逆位置は、まさにそんな「ズレ」「空振り」「間の悪さ」を映し出すカード。
でもこれは単なる不運ではありません。
むしろ、リトライのチャンスや「別ルートの冒険」が隠れているサインです。
電車を逃して出会った偶然や、予定が崩れて転がり込んできた新しい展開。
そんな日常のあるあるを交えつつ、逆位置のメッセージをひも解いていきましょう。
「運命の輪」が逆に回ると‥‥
正位置の運命の輪は「タイミングが合う」「流れに乗る」「チャンスがやってくる」というラッキー感満載のカード。
でも逆位置になると、その流れがうまく噛み合わないことを示します。
例えるなら、約束の時間に合わせて家を出たのに電車が遅延して結局遅刻。
あるいは、絶対に当たると信じたクジが外れる、ネットショッピングでポチッとした瞬間に「セール開始」の通知が来る…。
そんなちょっと悔しいズレが連続する感じです。
しかし、面白いのは、このズレがただの「不運」では終わらないところ。
逆位置の運命の輪は「リズムを変えるきっかけ」でもあります。
普段なら気づかないことに意識が向いたり、意図せず別のルートを選んで新しい縁に出会えたり。
ズレや空振りは、未来のリトライに必要な伏線かもしれません。
逆位置だからこそ見える景色がある、それがこのカードの醍醐味です。
恋愛・仕事・日常に現れる「間が悪いあるある」
恋愛では「いい感じのタイミングでLINEが送れない」「デートの約束が流れる」なんてことが続くかも。
恋愛ドラマでは、定番の「すれ違い」です。
でも、そこで落ち込む必要はありません。
むしろ、すぐに燃え尽きないよう、宇宙がブレーキをかけている可能性大。
タイミングのズレは、愛をゆっくり温める時間をくれているのだと捉えることもできます。
仕事では「頑張って提案したのに今は採用されない」など、努力が空振りに終わることも…。
ただしこれは「その案をさらに磨いてから出し直せ」という宇宙からのメッセージ。
リトライすれば評価が一気に跳ね上がるケースも多いです。
日常では「雨の日に限って傘を忘れる」「混んでる日に限って電車に乗る」など、まさに「ツイてない」ズレが増えるかもしれません。
でも、そんな時こそ人との会話のネタになったり、偶然助けてくれた人と仲良くなれたりすることも。
逆位置の運命の輪は、そんな間の悪さの中に小さなドラマが隠れていることを教えてくれています。
ズレを楽しむマインドを育てよう
運命の輪の逆位置は、実は「タイミングを調整してくれるカード」とも言えます。
だから大切なのは、空振りやズレを嘆くのではなくて、「笑って受け入れる」こと。
恋愛なら、予定がズレたら「また会える口実ができた!」とポジティブに変換。
仕事なら「今は下書き期間、本番は次」と割り切る。
日常なら「ネタになるならOK」と思う。そ
うやってズレを楽しむことで、運命の輪は再び正しいリズムを刻み始めます。
特に意識したいのは「柔軟さ」。
逆位置は「今のやり方じゃちょっと固すぎるよ」と教えてくれるので、違うアプローチを試すチャンスです。
例えば、デートに行けなかったら別の遊び方を考える、仕事が通らなかったら他の角度から提案してみる。
そんな風に「ズレ」を再試行への材料にすると、逆位置の意味が一気にプラスに変わります。
つまり、逆位置の運命の輪は「失敗ではなく仕切り直し」。
ズレのたびに「これは宇宙からの再チャレンジ枠だ!」と思える人ほど、運命の輪の恩恵を受けやすくなるでしょう。
まとめ~ズレは失敗じゃない!むしろ再挑戦のチャンス~
運命の輪の逆位置は「タイミングのズレ」「流れに乗れない」ことを表します。
しかしそれは不運ではなく宇宙の再調整。
恋愛でも仕事でも、日常でも、ズレや空振りをきっかけに新しい道が開けていきます。
大切なのは「タイミングが合わない=ダメ」ではなく、「ずれた=次のチャンス準備中」と捉えること。
そうすれば逆位置の運命の輪は、あなたに「やり直しの力」と「予想外の幸運」を届けてくれるはずです。

