【タロット逆位置リーディング講座16】⑭節制 ~調和が崩れた時の学び~
についてのお話をしていきます。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
節制
節制のカードが逆位置で出ると、ちょっとドキッとするかもしれません。
なぜなら、自ずと「不摂生」という言葉を連想してしまうから。
そして、たいていの場合、その心当たりがある時にこのカードを逆位置で引き寄せてしまいます。
ちょっとやりすぎちゃったり、逆に手を抜きすぎてリズムが狂ったり…。
例えば、つい食べすぎてしまう日や、SNSを見すぎて心がザワザワする日、仕事に熱中しすぎて趣味や睡眠が後回しになる日。
節制逆位置は、そんな「やりすぎあるある」に気付かせてくれるカードです。
「バランスって大事だけど、気づかないうちに崩れてるんだな」と、ふと気づかせてくれることでしょう。
逆位置が映す「アンバランス習慣」
節制の正位置は、調和や中庸を象徴しますが、逆位置になるとその意味はひっくり返り「過剰」「偏り」「不調和」を示します。
日常に置き換えると、自分の生活や感情、時間の使い方がズレているサインです。
たとえば、健康面では「ダイエット中なのについ夜にお菓子爆食い」「運動はサボりがち」など。
仕事や趣味でも「完璧を目指して徹夜続き」「逆にやる気ゼロで一日中ゴロゴロ」など、メリハリが崩れている状態。
人間関係でも「自分だけ我慢しすぎる」「逆に相手に合わせず我を通す」などの偏りが出やすくなります。
節制逆位置は、「あなたの心や生活のリズムが崩れていませんか?」という注意喚起。
意識せずにやりすぎたり、手抜きしたりしている日常を見つめ直すヒントをくれるのです。
まずはここに気づくことで、バランス感覚を取り戻す第一歩になります。
逆位置から学ぶ「やりすぎと手抜きの微調整」
逆位置は一見マイナスに見えますが、ここでの「気づき」があるからこそ次のステップに繋がります。
アンバランスに気づいたら、次のステップは「微調整」。
例えば、つい夜更かししてしまったときは、朝の散歩や軽いストレッチでリセット。
仕事で徹夜続きなら、翌日は昼寝や軽めのタスクで調整。
恋愛や人間関係でも、相手に尽くしすぎて疲れたら「今日は自分優先でOK」と線引きする。
逆位置の節制は、極端な行動や感情の波をやさしく中庸に戻すヒントをくれます。
また、逆位置は「気づかないうちのやりすぎ」を見せてくれる鏡。
SNS依存や食べすぎ、怒りすぎ、我慢しすぎ…など、普段は意識していない「偏り」に目を向けることで、心も体も少しずつ整っていくでしょう。
過剰と手抜きの間で揺れる日常に、節制逆位置は「ちょっと立ち止まって調整しようね」とささやいているのです。
日常で活かす「逆位置節制」の解釈
逆位置の節制が出た時は、まず「自分のバランスチェック」を習慣にするのがおすすめです。
具体例として、朝起きたときに「昨日はやりすぎた?手抜きしすぎた?」と振り返るだけでも効果があります。
食事、睡眠、運動、SNS時間、仕事量…それぞれに小さな調整を加えることで、自然と心と体が整っていくはず。
また、対人関係でも「今日は聞き役だけ」「今日は自分の希望を優先」と意識的に切り替えると、極端さを抑えられるでしょう。
節制逆位置は、完璧を目指すよりも「ちょっとゆらぎを楽しむ」ことを教えてくれるカード。
だから、不摂生な自分を責める必要は全くないのです。
小さな揺れや偏りを受け入れながら、少しずつ中庸に戻す。
そんな日常の中での微調整が、やがて巡り巡って人生全体のリズムを安定させるのです。
まとめ~自分を責める必要ナシ。あらゆるバランスは整え直せばよい~
節制逆位置は、「やりすぎ」「手抜き」「偏り」の警告サイン。
でもそれは決して怒られるべきことではなく、日常のリズムを整えるチャンス。
日々の振り返りや微調整を習慣にすることで、心も体も自然に中庸に戻ります。
極端さを楽観的に受け入れ、ちょっとずつバランスを取り戻す。
逆位置は、私たちに「無理せず整えるコツ」を教えてくれているのです。

