【タロット逆位置リーディング講座30】実践編❸テーマ「恋人がほしいし、結婚もしたい。出会いはありますか?それはいつ頃?」について、リーディングしていきます。
スプレッド ケルト十字
出たカード

❶現状 魔術師
❷障害 Sword5
❸顕在意識 節制 逆位置
❹潜在意識 カップのクウィーン 逆位置
❺近い過去 ワンドの3
❻近い未来 カップの8
❼本人の立場 Swordのエース 逆位置
❽周辺環境、周りからの影響、どう見えているか ペンタクルの6 逆位置
❾願望 ワンドのクウィーン
❿結論 ペンタクルの2 逆位置
全体的なリーディング
このスプレッドを見て最初に感じるのは、「準備は整いつつある。でも、まだ自分でブレーキを踏んでいる」ということ。
現状に魔術師が出ているのは素晴らしいサイン!
相談者には恋愛を引き寄せるすべての素質が揃っています。魅力も、コミュニケーション能力も、チャンスをつかむ力も。
ただし、障害のソードの5が示すのは「過去の恋愛での傷」や「うまくいかなかった記憶」です。
まるで、転んで膝を擦りむいた子どもが「もう走りたくない」と立ち止まっているような状態。
でも大丈夫、近い過去にワンドの3があることから、すでに新しい可能性は見え始めています。
彼女の中で視野が広がり、選択肢が増えつつあることが示唆されているのです。
注目すべきは、近い未来にカップの8が出ていること。これは「現状から一歩踏み出す」「新しい感情の旅に出る」というカード。
つまり、出会いは確実に訪れます。ただし、それは相談者が「今までとは違う場所」に目を向け、勇気を出して動いたときです。
出会いの時期については、「8」という数字にちなんで、8月、8ヶ月後、あるいは夏の訪れとともに…が有力でしょう。
カップの8が示すのは「旅立ち」のタイミング。願望のワンドのクウィーンが表すように、ご本人が「主体的に動き始めたとき」がその瞬間です。
ちょっと厳しいことを言いますが、待っているだけでは来ません。自分から扉を開けに行く勇気が鍵になります。
逆位置の読み方を深堀
今回は5枚の逆位置が登場しています。逆位置が多いということは、「今までの恋愛パターンを手放すとき」「新しい自分になれるチャンス」ということ。一つひとつ、丁寧に見ていきましょう。
【節制・逆位置】(顕在意識)
節制は「バランス」「調和」のカード。逆位置になると、意識の表面では「バランスを取ることに疲れている」「自分らしくいられない」という感覚があります。
過去の恋愛で「相手に合わせすぎた」「自分を犠牲にした」経験はあったのかもしれません。まるで、相手の好きな味付けに自分を染めようとして、本来の自分の味を見失ってしまった感じです。
顕在意識に出ているということは、相談者自身がそれに気づいているということ。
逆位置は「もうそのパターンは終わり」というサイン。これからは、ありのままの自分で恋をしていいんです。むしろ、そのほうが本物の相手と出会えます。
【カップのクウィーン・逆位置】(潜在意識)
カップのクウィーンは「感情豊かで思いやりのある女性」を象徴します。逆位置だと、潜在意識の奥深くで「感情を押し殺している」「自分の気持ちに素直になれない」状態を表します。
「恋愛したいけど、傷つくのが怖い」「好きになったら負けな気がする」なんて思っているのかも?
これはまるで、プールサイドに立って「泳ぎたいけど、水が冷たそう」とずっと迷っている状態。
でも逆位置は「もう飛び込んでいいよ」と背中を押してくれています。水に入ってしまえば、意外と心地いいものです。
潜在意識のポジションに出ているということは、この恐れは無意識レベルのもの。
自分でも気づいていないかもしれませんが、心の奥底で自分にブレーキをかけているんです。
【ソードのエース・逆位置】(本人の立場)
ソードのエースは「新しい始まり」「明晰な思考」のカード。
逆位置になると、「頭で考えすぎて動けない」「理想が高すぎる」ことを示します。
「年収は〇〇万円以上で、身長は〇〇cmで、優しくて面白くて…」なんて、条件リストが長くなっている可能性も。
もちろん希望を持つのは大切。でも逆位置は「まず会ってみたら?」と教えてくれています。
スペックだけで人を判断せず、実際に話してみる。そこから始まる恋だってあるでしょう。
本人の立場に出ているということは、周囲からも「あの人、ちょっと考えすぎかも」と見られている可能性があります。
【ペンタクルの6・逆位置】(周辺環境・周りからの影響)
ペンタクルの6は「与える・受け取る」のバランスを示すカード。
逆位置だと、「周囲からのプレッシャー」や「一方的な期待」を意味します。
「まだ結婚しないの?」「いい人いないの?」という周囲の声が、実は本人にとってかなりのプレッシャーになっている可能性があります。
しかし、逆位置は「他人の期待は気にしなくていい」というメッセージ。
相談者のペースで、自分らしいタイミングで進めばいいんです。
周りからどう見えているかより、自分自身がどう感じているかが大切です。
【ペンタクルの2・逆位置】(結論)
ペンタクルの2は「バランスを取る」「複数の選択肢を持つ」カード。
逆位置になると、一見不安定に見えますが、恋愛の文脈では「一つに絞り込む時が来る」「迷いが晴れる」という意味になります。
これはとてもポジティブなサインです!
今は「誰でもいいから」「とりあえず恋人が」と焦っているかもしれませんが、最終的にはちゃんと「この人!」と思える相手と出会えます。
まるで、ビュッフェでいろいろ試した後、「やっぱりこれが一番好き」と気づくような感覚です。
逆位置は「迷わなくていい未来」を約束しています。
そのためには、今は少し試行錯誤が必要。いろんな人と会って、自分の本当の好みを知る期間。
結論のポジションに出ているということは、最終的にはしっかりと決断できるということです。
まとめ
このスプレッドが伝えているのは、「出会いは必ず訪れる。でもそのためには、古い自分を脱ぎ捨てる必要がある」ということです。
魔術師が「現状」にいるということは、相談者にはすでに恋愛を引き寄せる力があるんです。足りないのは「動き出す勇気」だけ。
カップの8が示すように、近い未来に新しい感情の旅が始まります。
だから、今までの環境から一歩踏み出してみると良いでしょう。
新しい趣味を始める、友達に紹介してもらう、マッチングアプリに登録してみる。どんな小さな一歩でもいいのです。
カップの8が示す「8ヶ月後」、あるいは夏にかけて、相談者の視界は大きく開けます。
そのとき、願望のワンドのクウィーンのように自信に満ちた姿でいれば、素敵な出会いが向こうから近づいてくることでしょう。
5枚の逆位置が告げているのは、「今までの恋愛パターンはもう卒業」ということ。
無理に合わせる必要も、自分を小さく見せる必要もありません。ありのままの自分で、堂々と恋愛を楽しんで良い!とカードは伝えています。
結婚への道も、その先に続いています。焦らず、でも確実に、相談者の未来は明るい方向へ動き始めています。

