宇宙の法則講座15回目の今回は、あなたは思考ではない!ヴェーダ哲学が語る本当の自己についてのお話をしていきます。
私たちは普段、自分の思考や感情をそのまま「自分」だと思って生きています。
「自分はこういう人間だ」 「自分はこれが苦手だ」 「自分はこう感じている」
こうした認識はすべて、思考や感情をベースにしています。
しかしヴェーダの哲学では、ここに非常に大きな誤解があると考えます。
それは、「自分=思考ではない」ということです。
今回はインド哲学が語る本当の自己とは何か?
について、みていきましょう。
思考は「自分」なのか
まず、シンプルな問いから始めてみましょう。
今、何か考えていますか?
その思考を、あなたは認識できていますよね。
ということは、思考そのものではなく、思考を観ている存在があるということになります。
もしあなたが思考そのものだったら、それを観ることはできないはずです。
つまり、思考は「あなた」ではなく、あなたの中で起きている現象の一つなのです。
心は「道具」である
ヴェーダの哲学では、
思考や感情はアンタッカラナ(Antaḥkaraṇa)と呼ばれます。
これは、「内的な道具」という意味です。
具体的には、
・思考(マナス)
・知性(ブッディ)
・記憶(チッタ)
・自我(アハンカーラ)
これらすべてを含みます。
重要なのは、これらは「本体」ではなく、道具であるという点です。
つまり、
私たちは本来、これらを使っている側の存在なのです。
本当の自己=アートマン
では、その「使っている側」とは何でしょうか。
インド哲学ではそれをアートマン=真我と呼びます。
アートマンとは、変化せず、常に存在し続ける意識そのものです。
思考は変わります。 感情も変わります。 状況も変わります。
しかし、
それらすべてを観ている意識は、変わらずに存在し続けています。
それが、本当の自己なのです。
ではなぜ私たちは、思考や感情を「自分」だと感じてしまうのでしょうか。
インド哲学では、これをアヴィディヤ(無知)と呼びます。
これは、本来の自己を知らず、別のものと同一化してしまう状態です。
例えば、映画を見ているとき、物語に入り込みすぎると、自分がその登場人物のように感じてしまうことがあります。
本来は観ている側なのに、体験している側と同一化してしまう。
これと同じことが、日常でも起きています。
思考や感情と同一化すると、そこに大きな問題が生まれます。
それは、変化するものに自分を重ねてしまうことです。
思考は常に変わります。
感情も揺れ動きます。
それに自分を重ねていると、常に不安定になります。
しかし、観る意識の側に立つと、それらはただ起きている現象になります。
ここに、苦しみから自由になる鍵があります。
インド哲学では、非常に重要な問いがあります。
それは、「私は誰か」という問いです。
これは、知識として答えるものではありません。
思考や感情を一つ一つ観ていく中で、それらではないと気づいていくプロセスです。
・これは思考
・これは感情
・これは記憶
では、それを観ているものは何か?この問いを深めていくと、少しずつ観る意識そのものに気づいていきます。
本当の自己に気づくと、人生の体験が変わります。
まず、思考や感情に巻き込まれにくくなります。
完全になくなるわけではありません。
しかし、それらに飲み込まれることが減ります。
そして、出来事に対する反応も変わります。
これまで無意識に反応していたものに対して、一歩引いた視点で選べるようになります。
ここで誤解しないでいただきたいのは、思考は不要というわけではありません。
思考は非常に重要な道具です。
問題は、それに支配されることです。
本来は、使うものであって、自分そのものではないということです。
上手に使っていくことがポイントだということですね。
まとめ
今回は、あなたは思考ではない!ヴェーダ哲学が語る本当の自己についてお話しました。
私たちは、思考や感情ではなく、それを観ている意識です。
思考は道具であり、本当の自己は変わらずに存在している意識そのものです。
この視点に気づくことで、人生の見え方は大きく変わります。
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