【タロット逆位置リーディング講座25】小アルカナ「ワンド」逆位置
~ 情熱が暴れる、空回る、息切れする… ~についてのお話をしていきます。
ワンドは、本来は「情熱」「勢い」「衝動」を司るスート。
やる気、情熱、行動力、挑戦心。
「今だ!」と一歩踏み出す力は、すべてワンドの火。
しかし…焚き火も、勢いよく燃えすぎると危険ですよね。
では、そのワンドが逆さまになったとき。
火は消えるのでしょうか?
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
逆さになっても、やる気は消えない
いいえ。火は消えません。
ただ、
・暴走する
・くすぶる
・空回る
…そんな「扱いにくい火」になるのです。
ワンドが逆位置で出るとき、それは「やる気がない」のではありません。
・やりたいのに動けない
・動いているのに成果が出ない
・頑張りすぎて疲れている
そんな情熱の使いどころ迷子状態。
外から見るとサボっているようでも、内側では、火がくすぶり続けていることが多いのです。
ではまず、ワンド1〜5逆位置から見ていきましょう。
ワンド1〜5逆位置は、行動の初期トラブル期。
「始めたい」「動きたい」気持ちはあるのに、どこか噛み合わない段階です。
まだ致命的ではないけれど、小さなズレが積み重なりやすい時期。
★Ace of Wands 逆位置
やる気の火種はある。でも、着火しない。
「やりたいな…」
「そのうち始めたい…」
そう思いながら、今日もスマホを見て終わる。
情熱のスタート前で、なぜかブレーキがかかっている状態です。
★2 of Wands 逆位置
選択が怖い。
可能性はある。道も見えている。
でも、「間違えたらどうしよう」が先に来てしまう。
考えすぎて、動けなくなっているカードです。
★3 of Wands 逆位置
計画倒れ。
「思ってたのと違う」
「こんなはずじゃなかった」
理想と現実のギャップに、一度テンションが下がっている状態。
★4 of Wands 逆位置
落ち着けない成功。
本来は安定のカードですが、逆位置だと「休んでいいのに、休めない」。
常に次を考えてしまう。
心が家に帰れていない状態です。
★5 of Wands 逆位置
衝突回避。
本音を言えば揉めそうだから、黙る。
でも、内側ではイライラが溜まっていく。
争わない代わりに、ストレスを抱え込むカードです。
・・・このように、1〜5逆位置は、情熱の向きが定まらない時期。
無理に前に進まなくても大丈夫。
今は「火の扱い方」を学んでいる途中だと捉えてみると良いでしょう。
ワンド6〜10 逆位置
ワンド6〜10は、すでにかなりエネルギーを使っています。
逆位置で出たときは、「やる気過多」「情熱疲労」に要注意。
★6 of Wands 逆位置
評価されたい気持ちが強すぎる。
褒められないと不安。反応がないとやる気が落ちる。
承認欲求がエネルギー源になっている状態です。
★7 of Wands 逆位置
守りに入りすぎ。
戦う前から疲れている。
「どうせ勝てない」と思ってしまう…弱気な状態。
自信の消耗サイン。
★8 of Wands 逆位置
物事が進まない。
連絡の遅れ、タイミングのズレ。
焦るほど、空回る。
一度スピードを落とす必要があるでしょう。
★9 of Wands 逆位置
限界が近い。
「もう少しだけ」と頑張り続けて、心も体もボロボロ。
休息が必要なカードです。
★10 of Wands 逆位置
背負いすぎ。
本来は「手放し」のカードですが…
逆位置で出た時は、全部一人でやろうとしていることが多いです。
助けを求めていいタイミング。
このゾーンの逆位置は、どれも情熱を抱え込みすぎているサイン。
自分で自分に過剰なプレッシャーをかけてしまっている状態とも捉えられるでしょう。
人物カード4枚 情熱タイプ別・やらかし癖図鑑
正位置だと「行動力の塊」な人物たちも、逆位置では少し扱いにくい人たちになります。
一言でいえば「不器用」。
★Wands のペイジ 逆位置
やる気は瞬間最大風速。
始めるけど、続かない…
言って見れば、「三日坊主の代表」のような人物でしょう。
★Wands のナイト逆位置
暴走型。
考える前に動く。そして後から後悔。
熱しやすく冷めやすいタイプを表しています。
★Wands のクイーン逆位置
自信喪失。
本来はカリスマ的な力がある人なのに、他人の評価を気にし過ぎて身動きが取れない状態。
本来の輝きを放てなくなっています。
情熱が内側で萎んでいる状態を表しているのです。
★Wands のキング逆位置
支配・独断。
いわゆる「ワンマン社長」のような人を表しています。
「俺についてこい」が強すぎて、周囲がついてこれない状態。
孤立注意のカードです。
・・・このように、総じて人物カード逆位置は、情熱の使い方のクセを教えてくれます。
まとめ
ワンドの逆位置は、「やる気がない」カードではありません。
このスートが逆位置で出るときは、火加減の調整が必要なサイン。
走りすぎて息切れしたとき。
動きたいのに止まってしまうとき。
カードは、「少しだけペースを見直そう」と伝えています。
逆位置は失敗ではなく、情熱を長く燃やすための調整期間。
もしワンド逆位置が出たら、
「今、私の火はどんな状態?」
と「火加減」を確認してみましょう。
もしかしたら、火加減が強すぎて誰かの領域を侵しているかもしれません。
情熱は、強すぎず弱過ぎず…で、自分にとってのちょうど良い火加減を追究してみましょう。

