ヴェーダ数秘ルノルマンカード講座】カードの解説３７・カルマの意味とは？

ヴェーダ数秘ルノルマンカード講座カードの解説編３７・カルマの概要部分についてのお話をしていきます。

まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。

この記事でわかる事

３７・カルマ
「カルマ」はスピリチュアル的に何を象徴する？
「カルマ」のカードが伝えるメッセージ
「カルマ」のカードが出た場合のアドバイス
まとめ

３７・カルマ

人生において「なんでこんなことが起こるの？」と思う出来事に直面したことはありませんか？

誰かとの出会い、不思議な巡り合わせ、繰り返すパターン…。

「どう考えても、運命としか思えない」

誰の身にも、一生に何度かそういった出来事が訪れるでしょう。

そんな目に見えない「運命の糸」に深く関わっているのが、「カルマ」というエネルギーです。

【37　カルマ】のカードは、過去や前世から続く魂の記録に気づき、今こそ清算や再スタートをしようというタイミングを示してくれます。

「カルマ」はスピリチュアル的に何を象徴する？

「カルマ」という言葉、聞いたことがある人も多いと思います。

サンスクリット語で「行い・行動」「業」を意味し、良い行いも悪い行いも、いずれ自分に返ってくるという因果律を示すスピリチュアルな概念です。

このカードが持つイメージは、「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」というもの。

つまり、今あなたの目の前にある現実は、過去や過去世での選択・行動によって生み出された結果なのです。

そして「カルマ」には、重たい意味だけでなく、「過去の善き行いの恩恵＝功徳（くどく）」も含まれています。

人を助けたこと、愛を注いだこと、祈りを捧げたこと…そういった行為が、今の幸運となって返ってくることもあるでしょう。

また、ヴェーダの視点では、「カルマ」はリーダーシップや自信を持って生きる力と結びついています。

なぜなら、自分の人生の責任を引き受け、逃げずに向き合うとき、人は本当の意味で魂の指導者になるからです。

また、数秘での「37」はリスタート・先導者・指令塔という意味を持ちます。

つまりこのカードは、「これまでの因果を受け入れた上で、新たなスタートを切る勇気を持とう。あなたはリーダーになれる人だ」とあなたに語りかけているのです。

「カルマ」のカードが伝えるメッセージ

【37・カルマ】のカードは、今の出来事が単なる偶然ではなく、「必然」として起こっていることを教えてくれます。

それはまるで、魂が描いた設計図に沿って人生が進行しているかのよう…。

具体的にはこんな出来事が起こりやすいでしょう。

・同じような問題が繰り返し起こる（たとえば、恋愛でいつも同じパターンで傷ついてしまう、仕事で同じミスをしてしまう）

・過去の因縁を感じるような出会い（「初めて会った気がしない」「なぜか助けたくなる」「どこか懐かしい」）

・不思議と導かれるように道が開かれていくとき（偶然が重なってチャンスが訪れる、必要な人が目の前に現れる）

・自分の使命や役割に目覚め始めたとき（「自分には何か大きな意味があるのかも」と感じる）

このカードが出たら、「逃げずに受け取ろう」というサイン。

少し怖いと感じるかもしれませんが、それを越えた先には、驚くほどの解放と進化が待っています。

「カルマ」のカードが出た場合のアドバイス

☆過去を否定せず、「受け入れる」姿勢を大切に
カルマは罪でも罰ではありません。
過去の行いに対して「今できる最善を尽くしましょう」という、愛に満ちた宇宙からのアドバイスなのです。
だからこそ、「あんなことをしたからだ」「あんなことをしなければよかった」と否定するのではなく、受け入れることが大事です。

☆繰り返しのパターンに気づいたら「原因」に目を向けて
同じ失敗や関係性を繰り返していると気づいたら、それはカルマを手放すチャンス。
「私はなぜこれを選んでしまうの？」と、心の奥を見つめてみて。

☆誰かのせいにするのをやめて、人生の主導権を取り戻す
カルマの学びは「自分の行動は自分で選ぶ」ということ。
他人軸ではなく、自分軸で決断することで、未来のカルマを美しく変えていけます。

☆魂を癒す時間をつくる
インド占星術、マントラ瞑想、浄化のお香、バランスの良い食事（＝サットヴァ）など、魂に優しい習慣を取り入れることで、カルマの浄化はさらにスムーズになるでしょう。