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【インド占星術×カルマ講座11】出生図の「ラーフ、ケートゥ」と「サムドラ・マンタン」

【インド占星術×カルマ講座11】出生図の「ラーフ、ケートゥ」と「サムドラ・マンタン」のアイキャッチ画像 インド占星術×カルマ講座
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インド占星術×カルマ講座では、インド占星術をカルマという視点でご紹介していきます。

11回目の今回は「出生図のラーフ、ケートゥとサムドラ・マンタン」というお話をしていきます。

まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。

ラーフケートゥとサムドラ・マンタン

ラーフケートゥという存在は、凶星という括りになりますが、私たちの人生でとても大切な影の惑星、チャヤグラハになります。

ラーフケートゥは、突然の変化や混乱を私たちの人生に与える存在のため、凶星とみなされますが、魂の旅を続けていく中で、私たちの魂を成長させてくれる存在であることは間違いありません。

そんなラーフケートゥには有名な神話があり、ヒンズー教の神話では、知らない人はいないと言われているほど有名で、インドではサムドラ・マンタン、日本では乳海撹拌と呼ばれています。

神々のグループと悪魔のグループが、力を合わせて海を攪拌し、不死の甘露であるアムリタを抽出することに成功しました。この出来事は、善と悪の永遠の闘争を象徴していたりもします。

撹拌が進むにつれて、海から多くの神聖なものが出てきましたが、最後に手に入れられたのが、アムリタでした。

このアムリタには不老不死の力があり、神々も悪魔も手に入れたいと思っていました。

ある日のこと、神様たちが宴会をしている席に、スヴァルバヌという名の賢い悪魔が神様に変装し、アムリタを飲んでしまったのです。

悪魔の変装に気づいた太陽神スーリヤと、月の神様チャンドラは、ヴィシュヌ神にこのことを告げると、怒ったビシュヌ神はスダルシャヌ・チャクラでスワルバヌの頭を切り裂き、悪魔の首を切断して頭と体を切り離しました。しかし、悪魔はすでにアムリタを飲んでいたため、不死となりました。

悪魔の頭はラーフとして知られるようになり、後に残りの体はケートゥとなったのです。こうして、ラーフとケートゥは太陽と月に対して恨みを持ち続ける別々の天体として生まれた。

そんなことから、ラーフケートゥの軌道と太陽、月が交わる日食が起こる時に、太陽と月が飲み込まれてしまう・・
などと言われるようになりました。

魂である太陽、心である月が暗くなることで、心が混乱します。
影であるラーフ、ケートゥの存在に飲み込まれてしまうと信じられていたからですね。

見方を変えれば、一旦滅びて新たに生まれる事で、ラーフケートゥのお陰で新しい視点を得ることもできるのではないでしょうか?

ラーフケートゥの必要性

神話の乳海撹拌にしても、神様グループだけでは、海の攪拌は進まなかったかもしれません。
悪魔グループと共に、海を攪拌したからこそ、アムリタは得られた。

ということは、悪魔という存在は私たちの人生においても必要な存在だとみることもできますね。

実態のある惑星は7つですが、ラーフケートゥである影の存在をプラスして9つになります。
9つの惑星と12の星座を掛け合わせると、9×12=108になります。

108は、1+8=9で再び9になります。

月の宿であるナクシャトラも、今現在は27ナクシャトラで、2+7=9になります。

つまり、ラーフ、ケートゥも必要だということですね。

同じく凶星と呼ばれる火星、土星も同じことで、
火星が存在していなければ行動することもできませんし、土星がいなければ、この世を去る瞬間まで自分自身のカルマに気づかないままかもしれません。

占星術のチャートでは、ラーフケートゥを見る事で、カルマを深く知ることができ、過去生から持ち越してきたものは何なのか?

読み解くことができるようになります。

インドでは、太陽、月にラーフ、ケートゥが絡む日食や月食の際には、その悪影響を軽減するために特別な祈りのプージャやお供物が捧げられたり。

ラーフ、ケートゥの悪影響を緩和する方法として、インドでは宝石を身に着けること、フリーミールや困っている方々を助けたりなどの慈善行為を行うこと、マントラを唱えること、瞑想やヨガなどの精神的な実践を行うことなどが大切だと言われています。

様々な国にも伝えられている乳海撹拌の物語は、ただの神話ではなく、様々な教訓を得ることができる物語だと言えますね。

まとめ

それではまとめです。

ラーフ、ケートゥの物語は、変容、欺瞞(ぎまん)、そして善と悪の永遠の闘いを描く壮大なストーリーと言えます。

この神話を深く知る事で、ラーフ、ケートゥは忌み嫌われる存在という訳ではなく、ラーフ、ケートゥがいたからこそ、アムリタという不老不死の薬は手にいれることができた。

何かを得るためには、悪魔の存在も重要だという教訓も得ることができる神話ですね。

いずれにしても、ラーフケートゥという存在は、私たちがカルマときちんと向き合い、本当の意味での魂の道を進んでいくために、とても重要な存在だということを教えてくれていますね。

占星術を魂の視点から読んでいくのは、自分自身でチャートを読めるようになることが一番です。
12月1日にオープンする魂術協会では、魂の視点でチャートを読む方法もお伝えさせていただきます。

準備が整いましたら、ご案内させていただきます。