ヴェーダ数秘ルノルマンカード講座2枚引き編「グル」のカードの2枚引きのリーディングについてのお話をしていきます。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
グル
なぜか、この人の言葉が、心に深く残る…。
何気ない言葉が、胸に刺さる瞬間ってありませんか？
誰かのささやき、通りすがりの一言、古い本の一節。
それがまるで、どこか高いところから差し込んできた光のように、自分を照らす。
カード「41・グル」は、そんな瞬間を与えてくれるカードです。
それは、いわゆる「先生」とは限らず、子どもや本や、通りすがりの雲の形かもしれません。
グルとは、「光を持つ存在」であり、「無知を超える知恵の種」。
今回はこのカードに、他のカードを組み合わせ、日常にひそむ「導き」のサインを読み解いていきましょう。
「グル × 26本」… 隠された叡智が開かれるとき
「本」は、知識、秘密、学び、未知のものを象徴するカード。
グルと重なることで、「今はまだ見えていない真実が開こうとしている」というサインになります。
この組み合わせが出たとき、あなたはすでに大きな気づきの入り口に立っているでしょう。
ただし、それはまだ「読まれていない本」のように、目の前にあるけれど、手に取っていないかもしれません。
たとえば、過去に何気なく読んだ本。
ずっと聞き流していた誰かのアドバイス。
忘れていた夢や、封印してきた記憶。
それらが今、真の意味を帯びあなたの人生に再来するタイミングです。
このカードが出たら、「何かが開こうとしている」という感覚を大切に。
いまだ読まれていないページを、そっと開いてみてください。
「グル × 33鍵」… あなたの中に答えはある
「鍵」は、問題解決、開放、アクセスのシンボル。
このカードとグルが重なると、「答えを外に探さなくていい」というメッセージになります。
導き手は、実はすでに「内側にいる」ということです。
つまり、「自分の中にグルがいる」状態。
これは、自分を信じること、自分自身を導ける自分に出会うこととも言えるでしょう。
・ずっと誰かの正解を待っていたけれど、実はもう気づいていた。
・答えは他人じゃなく、自分の選択の中にあった。
そんな目覚めの瞬間が、訪れようとしています。
このペアが出たら、自問してみてください。
「私はもう、本当は知っているのではないか」と。
「グル × 16星」… ビジョンと信頼が、未来を照らす
「星」は、希望、インスピレーション、導きそのもの。
グルと組み合わさったとき、それは「聖なるナビゲーション」を意味します。
これは、人生の方向性に迷っている人にとって、とても心強い組み合わせでしょう。
たとえ霧の中でも、「こっちに行こう」と思える感覚が、どこかにあるはず。
グル × 星の組み合わせは、「見えない道を信じて進んで」と伝えています。
未来が見えないときこそ、自分の感覚、内なる声、ふとしたヒラメキを信じてほしい。
なぜならそのビジョンは、あなた自身ではなく、もっと高い意識から届いている可能性があるから。
それは偶然ではありません。星が夜空にあるように、あなたの中にも「進む先を示す光」は、ずっと灯っているのです。
まとめ～導きは特別なものじゃない。日常こそが教えである～
「41・グル」は、とても神聖なカードです。
でもその導きは、決して特別な場所にあるわけではありません。
・誰かの一言に救われること
・本の中に答えを見つけること
・夢の中で何かに気づくこと
そういった、小さな教えが、今日のあなたの道を照らしてくれる。
このカードは、「高いところからの光」ではなく、あなたのすぐそばにいる「光を持つ存在」を教えてくれます。
それが人か、言葉か、経験か…
形はどうあれ、そこに確かに「導き」はある。
そして最後に、気づいてほしいのです。
あなた自身もまた、誰かにとっての「グル」であることを。
誰かの言葉で救われるように、あなたの存在が、誰かの道を照らすこともあるでしょう。
導かれ、導いて…、
そんな魂の循環の中で、私たちは生きているのかもしれません。
▪️▪️▪️▪️最後にご案内▪️▪️▪️▪️
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