ヴェーダ数秘ルノルマンカード講座2枚引き編「循環」のカードの2枚引きのリーディングについてのお話をしていきます。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
循環
「偶然だと思っていたけれど、あとから振り返ると、すべてがつながっていた」
そんな体験をしたことはありませんか?
私たちは直線のように人生を歩んでいるようで、実は「円」の中に生きています。
出会いと別れ、始まりと終わりは、ただ循環の一部。
カード「39・循環」が出るとき、それは「今という点」を超えて、時間・縁・魂の流れを見つめるときです。
今回はこのカードをいくつかのカードと組み合わせながら、「巡る意味」を読み解いていきましょう。
「循環 × 34魚」~豊かさは流れてこそ意味がある~
「魚」はお金、エネルギー、自由、流動性を象徴します。
このカードと「循環」が組み合わさるとき、テーマは「回していくこと」。
…どういうこと?と疑問に思われたかもしれませんね。
たとえば、貯めこみすぎたものが、逆に流れを止めてしまっていないか?
または、与えたものが意外なかたちで返ってきているのに、気づかず受け取り損ねていないか。
「魚 × 循環」のペアは、あなたがすでに持っている豊かさをどのようにして「巡らせているか」を問いかけてきます。
お金、人間関係、アイデア…
どんな豊かさも、動いてこそ生きてきます。
滞った水は濁るように、止めたエネルギーは腐ってしまうのです。
このペアが出たら、「与える→受け取る→感謝する」の流れを再点検してみましょう。
あなたの運気&幸せは、もっとスムーズに回りはじめるはずです。
「循環 × 10鎌」── 切ることでつながる縁がある
「鎌」は切断、終わり、収穫の象徴です。
一見「循環」とは真逆のカードに見えるかもしれません。
ですがこの組み合わせは、「表面的な別れ」が実は深いご縁につながっていることを教えてくれます。
たとえば、いったん離れた相手との再会。
手放した仕事が、別のかたちで戻ってくる。
あるいは、自分の過去の選択が、いま新しい道を開く…そんなイメージです。
「鎌 × 循環」は、「終わることで始まる」ことを肯定してくれる組み合わせ。
断ち切ったように見える縁でも、魂レベルではまだ流れの中にある。
だからこそ、恐れずに「切る」ことが大切なときもあるのです。
このペアが出たときは、「本当に終わらせるべきもの」と「まだ続いているご縁」を見極めるチャンスだと言えるでしょう。
「循環 × 13子ども」… 続いていくストーリーに気づく
「子ども」は始まり、無垢、未来、純粋な意志を象徴します。
「循環」とのペアは、次の世代へバトンを渡す流れを表すことがあります。
これは実際の親子関係に限らず、
・自分の中にある未熟な部分との対話
・未来の自分に渡すメッセージ
・初心を思い出す必要性
などにもつながります。
このペアは、「自分の物語は、自分ひとりで完結しない」ことを教えてくれます。
私たちの経験、想い、学びは、誰かに引き継がれていくもの。
無意識に継承されるカルマもあれば、意図して渡す叡智もあるでしょう。
だからこそ、このカードが出たときは、過去の自分を責めるのではなく、未来に何を渡したいかを意識してみてください。
自分の今の生き方そのものが、次の「めぐり」の種になるのです。
まとめ~「めぐりは止まらない」。だから、今を大切に~
「循環」は、とても静かなカードです。
激しい変化を伝えるわけではないし、派手なシンボルがあるわけでもありません。
でも、その意味は深く、広い。
あなたが今感じている想い、経験している出来事、出会った人…
それはすべて、流れの中にある「一瞬」でしかありません。
このカードは教えてくれます。
今はつらくても、それは流れていく。
いま喜びに満ちていても、それもまた巡る。
そして、どんなものも、また新しいかたちで戻ってくる。
「断ち切れない想い」「今ここ」「魂の旅」
それらを含めて、あなたの人生は「輪」となって進んでいくのだと。
だからこそ、「今の選択」は、とても意味があるのです。
その選択が、また次の巡りを生み出していくから。
「循環」のカードは、過去も未来も、やがて「今」に還ってくることを教えてくれるでしょう。
▪️▪️▪️▪️最後にご案内▪️▪️▪️▪️
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