近年、「ありのままでいい」という言葉がいろいろなところで言われるようになっていますね。
そんなありのままには、実は落とし穴があったりします。
ありのままにあぐらをかいてはダメだという事について、ご紹介します。
ありのままでいいんだという言葉は誰に向かって言われてるか？
先日、メルマガ読者の方から「ありのままでいいって、意味がわからないんです。ありのままに生きてたら、私の場合どんどんダメな道を行ってしまいそうです。
毎日仕事もせずに、ぐうたら過ごしてしまいそうです。それでもありのままでいいのでしょうか？」
というメールをいただきました。
ありのままって、やりたいように過ごすという訳では決してありません。
そこには当然ながら、一つの道のようなものは存在しています。
今日は仕事に行きたくないから、家でぐうたらしていよう。というのは、「ありのまま生きる」というのとはちょっと異なります。
夜は夜ご飯を食べるよりもチョコレートがいいから、毎日チョコレートを食べようというのもちょっと違うというのがお分かりでしょうか？
「ありのままでいいんだよ。」という言葉は、どんな方に向けて伝えられているのかをきちんと考える必要があるのです。
ありのままは自分を否定してしまう人へのメッセージ
ありのままでいいんだよ！という言葉は、とにかく自分がしてることを自分自身で認めてあげることができずにどんどん自己評価を下げていってしまってる方へのメッセージです。
高い目標を設定して、それが叶わずに自分を責めてしまう方ってたくさんいます。
そんな時って、どうしても自分はダメな人だという烙印を自分自身で押してしまいがちです。
そのような時に、ありのままの自分を認めてあげられるようになると、苦しみから解放されます。
完璧主義の方に多いことですが、完璧にできない自分イコールダメな人に成ってしまうのです。
まずはありのままの自分を認めてあげないと、いつまでも悪循環から抜け出すことができません。
ありのままの自分を認めてあげられるようになると、いろいろなことがうまくいくようになります。
なぜなら、人というのは自分自身を認めることができた時に色々なことがうまくまわるようになるからです。
その結果、「どうしたらいいんだろう。」と立ち止まってる時間が減ります。
行動を伴うことができるようになり、いろいろな良い循環が生まれるようになるのです。
ありのままとは、なかなか自分を認めてあげられない方々に向けて発せられているメッセージなのです。
別の意味でありのままに生きたら結果はどうなる？
前述のメッセージのように、別の意味でありのまま生きていったら、結果はどうなるか明らかですよね？
例えばですが、毎晩夜ご飯の代わりにチョコレートを食べるようにしてしまったら結果は体調不良を呼び込んでしまうかもしれませんし、チョコレートの食べすぎでお肌が荒れてしまうかもしれません。
何かしらの結果がついてきてしまう可能性があります。
やりたいように、欲望のままに生きるのがありのままではありません。
その点を勘違いしていると、大変なことになってしまいます。
ありのままでいいんだという言葉にあぐらをかかずに、どんな時にどんな人に向かって言われてる言葉なのかをきちんと意識していくことで、生きやすい世の中になっていくはずです(*´∀`*)
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